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Loose Life

旅とフットボール:a wondering footballer's loose life part3

ツールド東ジャワ観戦旅行記その三

■2014.09.05 スラバヤ→クディリ→クディリ

さて。何やかんやでレース観戦がなくなってしまったので、インドネシアのサッカーのトップリーグ、インドネシアスーパーリーグ観戦に。

インドネシアのサッカー状況を説明しておくと…。
「えっインドネシアにプロリーグなんかあるの?」
みたいに思う人もいるかも知れませんが、実はあるんです。
更に言うと、「アジア代表として最初にFIFAワールドカップに出場した」のはインドネシアなんです。
(まあ当時はオランダ領東インドで、有力国が軒並みボイコットして、事実上オランダ第二チームみたいな編成だったんですが)

で、それなりにサッカーの歴史もあり、国民的スポーツの一つです。
最近はトップリーグの分裂などあって、いまいち盛り上がらなかったのですが、今年になってようやく再編が成功し、何とかなってきたかな、という状況です。

で、本来なら、8/31にレギュラーシーズンが終了し、代表活動期間を経て、優勝決定シリーズへというちょうど狭間なので、見られないかな?と思っていましたが、日程通り進まないことには定評のあるインドネシア、一週遅れて、この週末は最終節となり、うまい具合で観戦できることになった訳です。

ふう。

8:00くらいに起きて、ホテルの朝食を。よく考えたら最初の朝食ですね。
まあ食パンとトーストのシンプルなアレなんですが、まあないよりマシかな、という程度。(元々朝はそんなに食べないしね)

9:00ころにホテルを出て流しのタクシー(当然ブルーバード)を拾ってバスターミナルへ。
前日の下調べが万全なので、何事もなくバス乗り場へ。クディリまで35,000ルピア。発車してから回収係に払うシステム。

バスの発車までに、食べ物・水・怪しげなお土産物など次々と行商人がやってくる。その中でぴなぞうさんのハートにヒットしたのは…。

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ポケットコーラン。何と10,000ルピア。



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中身もしっかりしています。

さて、10:00になりバスは何のアナウンスもなく出発。途中、高速道路的なものはなく、ずっと一般道。それでも舗装はきちんとしていて、割と快適。途中で降りる人乗る人が居て、思ってたより頻繁に停車する。
約100キロのバス旅、二時間くらいかな、と思ったいたけど、二時間半。12:30にクディリのバスターミナル着。

念のため、こちらのバスターミナルでもスラバヤに帰る方法を確認し、さて飯食いに行こう!と思ったら。
タクシーが全くいない。そこそこ田舎町ではあるけども、交通量も人も多い。なのにタクシーは皆無。

まあ、歩けない距離じゃないので、歩きつつタクシー捜そう、と思い歩き始めるも結局タクシーは見かけなかった。
3キロほど歩き、着いたのは、インターネットのレストランガイドでそこそこ評価の高かった「Pak Siboen」。お昼なのに空いてます。


何だか良く分からないメニューの中、この四点を注文。

左下から反時計回りに、チャンプルー(ミックス)、鳥皮、牛、ロントン(ご飯をバナナの葉で包んで蒸したやつ)。
管理人はロントンは食べなかったのですが、できたてアツアツでなかったので今一つだったそうです。

サテはうまい!ピーナッツソースは余り好きではないのですが、この店のは濃厚でコクがあって良いです。ピーナッツソースたっぷり、サンバルちょっとでばくっと頬張ると最高です。今まで食べたサテの中でもかなり上位にランキングです。

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サテはこんな感じで店頭で焼いてます。

ここでも残念ながらビールはなし。(おそらく観光客もいなくて、イスラムの人ばっかりなので需要ないと思われ)
「これだけうまいサテをビール無しで食べるインドネシア人が理解できない」とはぴなぞうさん。

まったり楽しむ間もなく、15:30キックオフが迫ってきたのでスタジアムに向かいます。タクシーは一台見かけたのですが、悠長に待ってられない(お店に頼んでみたけど、呼んでもらえない)なので再度歩いてスタジアムへ。

途中、地元、ペルシック・クディリ(Persik kediri)の紫の旗を掲げたスクーターのサポーター軍団が追い越して行きます。何か盛り上がってきた!

スタジアムに着いて、まずはチケット売り場へ。並ぼうとするとダフ屋のおじさんが、
「VIPあるよ!定価の50,000だよ!」と声をかけてきます。
(注:インドネシアにはあまり前売りのシステムがないので、当日に大量のチケットを売りさばくことになります。ので、クラブがおそらく委託して、こういうおじさん達に、販売させているのではないかと思います。多分、歩合制で沢山売るとおじさん儲かるシステム。で、プレミアチケットならばおじさんは上乗せすると)
ぴなぞうさんに相談すると、「窓口で買えるならそっちのほうがいいなあ」。管理人も同感です。

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チケット売り場付近。緑の帽子が管理人。

窓口にVIPあるか?と聞いたら、あっち(スタジアム方向)で買え、と言われるのそちらに歩きだす。
さきほどのダフ屋おじさんは必死に!
「あっちで売ってるのと同じだよ!定価の50,000だよ!」と必死にアピールしてきます。

ここで、このおじさんはいくつかの間違いを犯しています。

・別の窓口でVIPシートは確実に売っている
・この方向にその窓口はある
・そしてVIPチケットはまだ余っている

そうです、おじさんは「VIPは、今ここで俺からしか買えない」と言うべきだったです。
余裕でおじさんを無視して、窓口に向かう管理人とぴなぞうさん。

無事にVIP(定価50,000ルピア)をげっとして、すぐ横の入場ゲートからスタジアムに入ります。


チケットは細長い短冊状で、粘着材があるのでぐるっと腕に巻きます。

係員が(まあ日本人なんて来ないよね)物珍しいそうに腕に巻いてくれて、捺印してくれます。
結構立派な紙でコーティングしてあります。粘着材も強固で簡単には剥がれません。結構良いシステムですね。

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VIPシート(という名のエリア指定)はこんな感じ。

他のチケットが、20,000とか30,000だったので、現地の人には割高なのか、お客さんは少ない。余裕で座れます。
メインスタンドは中央に関係者、メディア席みたいなのがあって構造的に左右分断されており、こちらはアウェイ側。ホーム側はもっと混んでるのか知れません。
対戦相手のGresik Unitedサポーターはすぐ横に陣取ってますが、スタンドが分離していて、金網もあり、警察官も多数いるので、アレ的な不安もなさそうです。

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元々それなりにアツいサポーターのPersik。最終戦ということもあり満員!

管理人「すごいでしょ。今金曜の昼なんですよ」
ぴなぞうさん「あっ(絶句)」

→試合内容は別途観戦記書きまする。

試合はホームのPersikが3-0で快勝!

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Persikサポーターが発煙筒(当然インドネシアでも禁止)を焚けば…。

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Gresikサポーターもそれに応えます!(応えるな)

Gresikの発煙筒はかなりの火力で煙がこちらまで流れてきます。ゲホゲホ。
一通り、試合後の雰囲気も堪能できたので、スタジアムを去ります。スタジアム出る間際に金網越しに、Gresikサポーターと目があったので、「日本から来たんですよー松永(この日はベンチにも入らず)どうしたのー?」って話しかけたら…、

「Di mana Matsunaga!(原文ママ)」と笑顔で訴えられます。
「松永はどこだよ!何で使わないんだよ!」って感じですね。すごい愛されてる感じがしました。

その後、たまたま(少し狙いあり)持参してた、ジュビロ磐田のミニタオルをGresikサポのマフラーと交換。何故か始まる管理人を囲んでの撮影会。
折角ここまで来たので、ということでスタジアム併設のオフィシャルショップへ。
欧州有名クラブやインドネシア代表の明らかな偽物を売っている、(自称)オフィシャルショップ。


その中で、明らかに品質の違う(レベル高い)このシャツを120,000ルピアで購入。

数々のレプリカシャツの真贋を見抜いてきた管理人ですが、正直、これは分かりません。
エンブレム、jomaロゴ、ISLロゴがしっかりとした刺繍。これは限りなく本物くさいです。しかし120,000ルピア(約1300円)という値段設定。おそらく他のシャツは5,000ルピア前後で売っているはずなので、それに比べたら明らかに(地元に人には)高価。しかし、日本や他のアジアの国と比べると圧倒的に安い。
jomaのちゃんとしたタグもないので…おそらくjomaが公認で現地の衣料メーカーに委託した限りなく本物に近い偽物か…。と管理人は想像します。真実をご存じの方いたら、是非教えてください。

さて、クディリでのミッションを全て完了し、あとはスラバヤへ帰るだけ…なのですが、その前にバスターミナルに行かなければなりません。相変わらずタクシーはない。
ぴなぞうさんと話し合い、なるべく人の良さそうな自転車タクシーを使うことを決意。

一人目はバスターミナルの位置を認識できてないのでパス。二人目は大丈夫!とのこと。50,000ルピア提示で交渉成立!

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自転車タクシーからの視点。左前の自転車の荷物の位置に大人二人乗り込みます。

結果的にこの運転手のおじさんがすごく良い人で、先ほどの試合を見に行ってたことも判明。大人二人は結構大変らしく、途中のちょっとした上りは押して進みます。50,000は安いかもね…でも交渉成立しちゃったし…。

無事にバスターミナル着。おじさんは汗だくです。安全に届けてくれてありがとうありがとう。
ついでとばかり、自転車に乗せていいか?と聞くぴなぞうさん。OKが出て嬉しそうに重い自転車タクシーを漕ぐぴなぞうさん。

そして、無事スラバヤ行きのバスに乗り込み、スラバヤへ!
こちらのバスは安いグレードらしく、エアコンも弱く、停車の回数も多い。行きより時間かかり三時間。
バスターミナル手前のブルーバードタクシーが沢山止まっている場所で降ろしてもらい、ホテル近くの「プリマラサ」へ。しかし、残念ながらクローズド。
もう遅いし、着かれてるので、ホテル近くのスーパーで簡単に済ませて、お疲れ様!

翌日はいよいよ、ツールド東ジャワ初日!高まる!